東日本大震災の影響でしばらく新聞をゆっくり読めませんでした。
田舎の家族・親族が被災し、大変ですが今、復興に向けて頑張っています。
(命が助かっただけましと思わねば)
少し落ち着いたので、各新聞をまとめ読みしています。
私が住んでいる地域の地元紙?(県境にあります)の神奈川新聞の3月28日15面
健康ページで ヘルニア・・・2 80%以上が自然治癒 という見出しの記事があります。
本当はソースを示せればいいのですが、この新聞社のニュースサイトには載っていません。
なので原文をそのまま載せていません。
もし原文を読みたい方は近くの図書館や日本新聞協会でマイクロフィルムで見てみてください。
2011年3月28日 神奈川新聞 15面健康ページ
見出し ヘルニア・・・2 80%以上が自然治癒
執筆者は横浜掖済会病院副院長・岩村祐一氏
腰のヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)の新常識
腰のヘルニアは手術が一般的に行われていると思われがちだが、ここ5・6年は
基礎研究や臨床研究によって、かなりの高率で自然治癒することがわかった
この病院では、腰のヘルニアで受診する患者の80%が自然治癒し、
本当に手術が必要な患者は20%以下という事実が判明。
通院で痛めどめを使用しながらの治療が主だという。
この記事の中でヘルニア発症の仕組みも述べています。
この病は脊椎骨の間にある軟らかい「髄核」という椎間板組織が飛び出し、神経に触れて痛みを
引き起こす。激しい下肢の痛みやしびれを伴い、歩行が困難になることもあるという。
つい最近までは、腰椎椎間板ヘルニアの早期治療のため、多くの症例で手術が選択されて
きたが、最近の研究により、飛び出した腰椎椎間板組織が新生血管に取り囲まれ、免疫機能や
貧食細胞により約1・2カ月で徐々に消失(治癒)することが分かった。
記事を読んだ限りでは、この1・2カ月の期間を過ぎても痛みが取れなければ、そこで手術という
選択がされるということが分かった。
また患者の要望により、早期復帰が必要な場合や、足のまひ・排尿機能の低下が伴った場合も
手術という選択がされるとのこと。
生活の質を落とさず、仕事の支障がない範囲で続けていく治療も腰椎椎間板ヘルニアの場合は
選択肢の一つとなるのではないかと管理人は思う。
腰椎椎間板ヘルニアの治療に関して、セカンドオピニオンの一つに加えてもいいのではないかと
思う病院を紹介させていただきました。