国内初!悪性胸膜中皮腫に対する遺伝子治療の開始が今年から始まる

本日3月10日読売新聞に掲載されていた悪性胸膜中皮腫の治療の救世主となるかも
しれない記事

岡山大学病院の遺伝子研究もすごいですね

悪性胸膜中皮腫は根治薬は今現在ないんだそうです。治療薬だと1年の生存率が約50%
と非常に厳しい状況です

この治療法が根治につながることを切にに願っています。臨床試験にどれくらい時間が
かかるかわかりませんが、一刻も早く結果がでることを期待しています

2011年:3月10日 読売新聞

岡大、中皮腫に遺伝子治療…学内審査委承認
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=37941

国に申請へ
 
 岡山大病院呼吸器外科の豊岡伸一助教らのグループが学内の遺伝子治療臨床研究
審査委員会に申請していた、がん細胞を死滅させると同時に免疫細胞を活性化させる
働きを持つ遺伝子を使った悪性胸膜中皮腫の臨床試験が9日、同委員会で承認された。

 3月末までに厚生労働省に申請する予定。岡山大によると、中皮腫に対する遺伝子治療が
開始されれば、国内初という。

 治療に使う遺伝子は2000年に岡山大で発見された「REIC」。マウスを使った動物実験で、
がん細胞を殺す作用と、がん細胞などを攻撃する細胞を活性化させる作用が確認されており、
前立腺がんではすでに今年1月から同病院で臨床試験が進められている。

 今回の臨床試験は、投与量を5段階に分けて、副作用の有無を見極めながら18~30人
に実施し、安全性を確かめる。中皮腫はアスベスト(石綿)の吸引などが原因となるがんの一種。
岡山大によると、悪性胸膜中皮腫は根治薬が見つかっておらず、既存の治療薬では1年生存率
が約50%という。豊岡助教は「患者さんにとって良い治療法になれば」と話している。







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