全遺伝情報(ゲノム)の解読に世界で初めて成功で肝臓がんの新しい治療法が確立されるか?

原発など健康に関する暗いニュースが毎日流れている最中、ちょっと明るいニュースを発見!

肝臓がん細胞のゲノムを解読したとのニュース。

世界初とのことで嬉しい限り。

日本はこういう医療系や科学技術系ですごい技術をもっているんですよね。

ゲノムを解読するとどういうふうに治療法に役立つのか正直私には細かいことはわかりません。

ですが、肝臓がんの全容が分かれば、治療法や診断方法などが格段と向上するのではと素人でも期待してしまいます。

今の放射能問題でもやはり被ばくすることによる将来のがんリスクが一番怖いのではないでしょうか?

白血病や甲状腺がん、皮膚がんなどがん治療が前進してくれれば、万が一将来がんを発病してもなんとかできるのではないでしょうか?

こういう地道な研究が全世界の人の健康に貢献しているのだと思うと本当に研究している機関のかたには頭が下がる思いです。

ぜひこういう機関などに十分な予算がいきわたるようにお願いしたいです。

早期発見し、治療法も確立すれば、最終的に医療費の抑制にもつながるのではないでしょうか?

B型肝炎ウィルスやC型肝炎ウィルスでがんの発病を危惧している人たちにも朗報となることを祈ります。


このブログを書くきっかけとなった記事はこちら↓

肝臓がん細胞のゲノム解読、国立がん研が初成功
4月19日ヤフー読売ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000928-yom-sci 

国立がん研究センターなどのチームは19日、肝臓がん細胞の全遺伝情報(ゲノム)の解読に世界で初めて成功し、遺伝子変異などのゲノム異常を多数見つけたと発表した。

 新たな診断・治療法の開発につながることが期待され、英国の科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」電子版に掲載された。

 解読したのは、C型肝炎ウイルスに感染した70代男性1人の肝臓がん細胞。がん抑制遺伝子2か所を含む63か所の遺伝子変異などを見つけた。

 個々のゲノム異常とがん発症との関連は不明だが、チームはさらに多くの患者で肝臓がん細胞のゲノム解読を重ね、ゲノムに基づく診断・治療法の確立を目指すとしている。

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セシウムが吸着!汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望…学会有志

鉱物「天然ゼオライト」という成分が仙台市青葉区愛子(あやし)で採れるらしい
んですが、この鉱物がすごい作用があることを、日本原子力学会の有志らが
まとめて4月7日に発表したんです。

なんと、汚染水を浄化してくれるというすぐれもの。

毎日原発関連ニュースで、全国的にもやもやしていますが、このニュースは人々に少しほっとさせてくれるニュースではないでしょうか。

健康被害が懸念され、農作物・海産物に風評被害も出ていますから一日も早く
実用化されることを祈っております。

外部被ばくのことは、ニュースでよく聞くのですが、内部被ばくのことはぜんぜん説明がされていない。

不安ではありますが、汚染されたものが浄化されるなら内部被ばくをあまり気にしなくても済むのではないかと、このニュースをみてちょっと期待しています。

ヨウ素より、半減期が長いセシウムという放射性物質!セシウムの半減期は30年です。
このセシウムを溶かした水にゼオライトを混ぜると約5時間で9割のセシウムを吸着してくれるとか。

どんどん研究を進めて欲しいです。将来の原子力問題にもきっと役に立つはず・・・・・昨日も地震がありましたが、毎日生きた心地がしないです。

いつもなんか揺れているような感覚を覚えるくらい・・・

経済効率も大事だけれど、こういう分野にもう少し研究費をまわして欲しい・・・

災害などに役立つ研究なら税金が使われていても納得いたします。
役にたっているかどうかわからないなんとか議員の歳費よりずっとましです。


このブログを書くきっかけとなった記事はこちら↓

2011年4月7日;読売新聞のヨミウリオンライン

汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望…学会有志
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110407-OYT1T00767.htm

東電福島第一原発のタービン建屋地下などにたまる高濃度の放射性物質を含む水の浄化に仙台市青葉区愛子(あやし)で採れる鉱物「天然ゼオライト」が有望であることを日本原子力学会の有志らがまとめ、7日発表した。

 研究チームは、同学会に所属する東北大など5大学と日本原子力研究開発機構の計59人。
福島第一原発で、難航する高濃度汚染水の処理の一助になればと、自主的にデータを集めた。

 実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオライト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水100ミリ・リットルに入れて混ぜると、5時間で約9割のセシウムが吸着されることを確認した。

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国内初!悪性胸膜中皮腫に対する遺伝子治療の開始が今年から始まる

本日3月10日読売新聞に掲載されていた悪性胸膜中皮腫の治療の救世主となるかも
しれない記事

岡山大学病院の遺伝子研究もすごいですね

悪性胸膜中皮腫は根治薬は今現在ないんだそうです。治療薬だと1年の生存率が約50%
と非常に厳しい状況です

この治療法が根治につながることを切にに願っています。臨床試験にどれくらい時間が
かかるかわかりませんが、一刻も早く結果がでることを期待しています

2011年:3月10日 読売新聞

岡大、中皮腫に遺伝子治療…学内審査委承認
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=37941

国に申請へ
 
 岡山大病院呼吸器外科の豊岡伸一助教らのグループが学内の遺伝子治療臨床研究
審査委員会に申請していた、がん細胞を死滅させると同時に免疫細胞を活性化させる
働きを持つ遺伝子を使った悪性胸膜中皮腫の臨床試験が9日、同委員会で承認された。

 3月末までに厚生労働省に申請する予定。岡山大によると、中皮腫に対する遺伝子治療が
開始されれば、国内初という。

 治療に使う遺伝子は2000年に岡山大で発見された「REIC」。マウスを使った動物実験で、
がん細胞を殺す作用と、がん細胞などを攻撃する細胞を活性化させる作用が確認されており、
前立腺がんではすでに今年1月から同病院で臨床試験が進められている。

 今回の臨床試験は、投与量を5段階に分けて、副作用の有無を見極めながら18~30人
に実施し、安全性を確かめる。中皮腫はアスベスト(石綿)の吸引などが原因となるがんの一種。
岡山大によると、悪性胸膜中皮腫は根治薬が見つかっておらず、既存の治療薬では1年生存率
が約50%という。豊岡助教は「患者さんにとって良い治療法になれば」と話している。







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